2019 年 3 月

数年前バーチャルリアリティ(VR)とオーグメンテッドリアリティ(AR)という言葉が初めて流行し、それ以来多くの出来事が起こってきました。それらのテクノロジーの用途はいまだ不明瞭である一方で、活用方法を夢想することには終わりがありません。

では、貴社ブランドにとってどのようなメリットがあるのでしょうか?VRは、シミュレーションによって3D環境を創り出し、ユーザーを仮想世界に取り込みます。ARでは、デジタル要素を用いて現実世界を拡張または強化し、カメラを通じたライブビューの体験をもたらします。

Facebook、Instagram、Tiktok、SnapchatはARフィルターとステッカーを絶えず提供し、自社ブランドと顧客とのつながりを維持しています。今日、多くのブランドにとって、高度なオムニチャネル戦略の設計にはVR・ARが必要不可欠です。では、貴社のブランド戦略をサポートする6つのVR・ARの活用方法と、世界的な展開に役立つヒントを見ていきましょう。

1.     楽しめること

ARは、楽しくインタラクティブな交流を提供し、ユーザーのブランド認知を構築します。Gucci beautyのInstagramフィルターがその好例です。ユーザーは、クリエイティブディレクターのアレッサンドロ・ミケーレが制作した3つのルネサンスまたはバロック風のヘッドピースや、Gucciをテーマにしたイヤリング、リップスティックなどを自分用に選んでポートレートを作成できます。

Gucci AR

2.     顧客データの収集と市場調査の実施

Kelloggは、バーチャルリアリティを用いた販売ソリューションを提供する企業と提携し、市場調査と消費者行動の把握のために、VRと視線捕捉テクノロジーを組み合わせたテストを実施しました。Kelloggは、「Pop Tart Bites」は棚の上に置くより下に置いた方が効果的だと判断したのですが、その結果どうなったかというと、テスト期間中、18%も売り上げが上昇したのです。

3.     試用と購入

ビューティーブランドはARの試用ツールによって、顧客にいつでもどこでも最高に楽しい体験を提供できます。Sephoraの「バーチャルアーティスト」を使えば、ユーザーは2000色のアイシャドウやリップを試すことができます。その結果、ユーザーはとても気軽にそのまま商品をショッピングカートに追加できるようになりました。

Sephora AR

4.     ロイヤリティプログラムの強化

ロイヤリティプログラムに登録すると、実際にメンバーズカードが送られてきた時代を覚えていますか?現代では、携帯アプリをダウンロードすればそれだけで顧客は加入することができます。Macy’sはアプリのAR試用機能によって顧客とのつながりの強化に成功しました。オンラインアクセスの2/3とデジタルセールスの半分がモバイルデバイス経由で行われるようになり、アプリのユーザーがもっともロイヤリティの高い顧客になりました。

Macy AR

5.     優れた効率性の提供

完璧にフィットするソファを見つけるために、ファーニチャーストアを見て回った時代は過去のものです。今やARカメラを使えば、欲しい商品を自分のリビングルームに配置してみることができます。IKEAとAmazonはこの手法で既に大きな成果を上げています。

Ikea AR

6.     ブランドのストーリーを伝える  

優れたVR体験とは顧客を別世界へと誘い、そこに少しでも長くいたいと思わせるものです。Cotyは、ユーザーの選択に応じて様々なビジュアルやサウンドで香りを体験できるVRを開始しました。 今日、VRを用いたストーリーテリングには、視覚嗅覚聴覚味覚 and 触覚 の5感すべてを組み込むことができます。

 

こういったキャンペーンすべてが真の成功を収めるには、各地域や消費者行動に合わせた提供が必要になります。もし、中国でDouyinやスタンドアロンアプリのARフィルターを構築する場合はどうしたらいいのでしょうか?中東の顧客に向けたVR体験をデザインする場合はどうでしょうか?世界的なブランド戦略にAR・VRを利用することを検討しているなら、 ぜひ当社にご連絡ください。当社のデジタルコンサルティングチームが、各地域のマーケットに合わせて最適なAR・VR体験の展開をお手伝いいたします。