デジタルテクノロジー分野における多文化戦略のパイオニアであるダータワーズは、ブリュッセルを本拠地とする動画制作エージェンシー「87seconds」の買収を発表します。

87secondsの買収により、ダータワーズグループはグローバルレベルでの動画コンテンツキャンペーンを強化致します。

国際的な成長と拡大

87secondsはこの数年間で年間収益の倍増を果たし、5ヵ国に6ヵ所のオフィスを新設するなど強力な成長軌跡を示してきました。この度ダータワーズグループの一員となることで、同社は今後も過去数年と同様のペースでの成長が見込まれます。「今回ダータワーズグループの一員となったことは、継続的な成長とデジタルサービスのさらなる発展を目指し国際的な拡大を追求する当社にとって、完璧なタイミングでした。ダータワーズは確固たる実績を持つ完璧なパートナーであり、コンテンツ制作の将来について87secondsと同じビジョンを共有しています」と、87secondsの創設者であるティボー・ドゥハン(Thibaut Dehem)は語ります。
 

2000年の創業以来、ダータワーズは大手グローバルブランドのあらゆるデジタルプラットフォームにおける国際的な戦略を実現するべく、地域に固有の文化に対する理解と技術的な専門性を融合させてきました。「当社は、コンテンツとテクノロジーの多文化戦略を世界規模で展開するグローバルグループへと成長しています」そう語るのは、ダータワーズ共同創設者のアレクサンドル・クラゾヴェール。87secondsは、2014年のDigiprod、2018年1月のVanksenに続いてダータワーズグループに加わる3つ目の企業です。
 

前回の買収によりグループに加わったデジタルエージェンシーのVanksenは、コンテンツ制作とオンラインキャンペーンにおける分野を横断した専門性で、強力なコラボレーションの機会を生み出してきました。「ダータワーズグループの一員となることで、当社は縦割りのサイロ化されたエージェンシーとは一線を画し、ソーシャルメディア、ソーシャルデータ、SEO、戦略的コンサルティング、動画など、非常に広範囲にわたるスキルセットを獲得することができました。当社は引き続き動画コンテンツ制作に注力しながら、より大規模なキャンペーン展開を目指しています。世界レベルの大規模なキャンペーンを当社のクリエイティブな動画コンセプトに基づいて発展させることが、当社の不変的な理念です」と、ティボー・ドゥハンは説明しています。

同じブランド、同じ経営陣

87secondsは、引き続きその社名とブランドのもと活動を続けます。ティボー・ドゥハン、フィリップ・スウィネン(Philip Swinnen)、フランスカントリーマネージャーのヴィオレーヌ・ムーシェ(Violaine Mouchet)、オランダカントリーマネージャーのマーテン・ファン・デル・ワイデン(Maarten van der Weijden)から成る経営陣は取締役会にとどまり、引き続きそれぞれの既存市場と新規市場における成長を牽引します。87secondsはヨーロッパ各地に自律的な支社を展開するという現在の戦略を継続しつつ、ダータワーズのグローバルなプレゼンスにより新たな市場に参入するための機会を得ました。現在500名を超えるダータワーズの社員は、パリ、ルクセンブルク、香港、ソウル、東京、ニューヨーク、ミラノ、バルセロナと、世界の主要拠点にネットワークを展開しています。
 

87secondsをダータワーズグループの一員として迎えることを、大変うれしく思っています。2014年に動画エージェンシーDigiprodの併合から構築してきた専門知識を、さらに強化することができます。87secondsの急速かつ健全な成長と海外におけるオフィス拡大能力には感銘を受けていました。今回の買収は、グループの国際的な発展をさらに後押しするものとなるでしょう」と、アレクサンドル・クラゾヴェールは述べています。今回の買収は、オランダとベルギー両市場におけるダータワーズのオペレーションの強化にもつながります。
 

これらの市場でも、ダータワーズのプレゼンスは卓越しています。創設者が現在でも会社経営に携わり、起業家精神を備えたグループはそう多くありません。私たちは今回の合併が87secondsを世界的な動画クリエイティブエージェンシーとして飛躍させ、多くのチャンスをもたらすことに期待を持っており、また実感もしています」と、ティボー・ドゥハンは語ります。

グローバルブランドのためのコンテンツ制作

今回の買収の結果、87secondsは動画コンテンツを60以上の言語と文化的特異性に展開できるようになります。各地域の感性を尊重しつつ、グローバルなキャンペーンを展開することは世界的なブランドから多くの需要があります。87secondsのマネージングディレクターを務めるフィリップ・スウィネンは次のように述べています。
ダータワーズの多文化的な専門性のおかげで、とりわけ米国とアジアのクライアントに対し総合的なビジョンを提案し、クローバルなキャンペーンを展開することができるようになりました。これは非常に強力な差別化要因です

従来の大規模な広告キャンペーンからより細分化されたコンテンツマーケティングへの移行に伴い、動画クリエイティブエージェンシーのようなニッチプレーヤーとの提携が近年進んできています。ダータワーズのグローバルクライアントは、各市場に特化した動画コンテンツ制作に強い興味を示してきました。「ミシュラン、アウディ、ロレアル、セブ、クラランス、モンブランといった一部の大手クライアントは、ダータワーズと同じく、世界中で動画コンテンツ制作の需要が高まっていることに気付いています」と、アレクサンドル・クラゾヴェールは説明します。動画コンテンツがあらゆるオンラインコンテンツ戦略の足場となるに従い、87secondsはダータワーズのオムニチャネルと多言語サービスに今後より深く連携していく見込みです。
 

新たな体制下でのグループの連結収益は、7,000万ドルを超えました。ダータワーズグループはデジタルテクノロジー分野の専門性と多文化戦略を融合させ、世界規模でソリューションを提供できる体制を構築しています。また金融パートナーであるCathay Capital、Bpifrance、Keensight Capitalの支援により、現在も他企業との合併を検討しています。「Cathay Capitalは、ダータワーズの新たな成長段階に伴い、Keensight Capital、Bpifranceとともに同社の経営支援に携われることを光栄に思います。ダータワーズは新しい人材を惹きつけ、独自のサービスを提供する新たな能力を獲得し、デジタルコンテンツビジネスの国際化を促進しています。デジタル分野の専門性と国際的ネットワークのさらなる強化のため、今後も北米、ヨーロッパ、中国において、継続して新しいコラボレーションを検討していくことでしょう」と、Cathay Capitalのマネージングパートナーであるエドゥアル・モイネ(Edouard Moinet)氏は述べています。